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【概要】
カービィがポップスターの住民となってから遥か遠くの未来。ポップスターにはカービィを祖先とする”カービィ類(俗に言うK類)”の生命体がポップスター南部に繁栄し、フェンネル王国を始め、様々な国が建国された。K類は祖先のカービィのような能力コピー、吸い込みといった能力は失われているが、コピー能力自体は”魔術”という形で残っている。この魔術は現在、火・水・雷・木・風の5属性が確認されており、5つある種族の祖先がそれぞれ継承している。そのため、種族によって使える魔術は決まっている。しかし、異なる種の交わりによって違う魔術が使えることも稀にある。また、厳しい鍛錬を積めば、別種族の魔術も使える可能性も0ではない。
もともとは光・影という2つの属性のみであったが、この2つの属性間で対立が起こる(K統一戦争)。特に、影属性の種族はその強大な力を悪用し、ポップスターあるいは銀河を征服しようという思想の持ち主が多かったため、光属性との統一戦争に破れた後は根絶やしにされてしまう。その後、光属性の魔術は悪用されないように現在の5つの属性に分けられ、光属性自体はフェンネル王国の王家のみに継承されている。しかしながら、5属性に分けられたことが影響し、現在では純粋な光属性のK類は絶滅してしまったとされている(光属性の魔術は残っている)。
【種族】
魔術以外にも異なった傾向が見られる。
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フロックス族 … 火属性の種族。力が強い。
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ヒュドール族 … 水属性の種族。知能が高い。
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ブロンテー族 … 雷属性の種族。手先が器用、モノの扱いに長けている。
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デンドロン族 … 木属性の種族。体力が多い。大柄。
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アネモス族 … 風属性の種族。5種族の中で、唯一飛行能力を持つ。
また、以下の種族は現在確認されていない。
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フォス族 … 光属性の種族。
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スキア族 … 影属性の種族。
※ 王家はどこの種族にも属さない。使える魔術はそれぞれ違う。
【魔術】
基本的に詠唱により魔法を発動させる。
主に対人・対物・自強化・治癒という4種に分けられ、得手不得手は個体によって様々。
【その他】
新しい個体は、各々が持つ”星の種”を重ねることで誕生する。”星の種”は宝石のような見た目をしており、”心の一部”であるとされている。
性別は”星の種”の色で決まり、♂個体は黒色で♀個体は白色である。同性間では
”星の種”同士が反撥し合う力が働くため、重ね合わせることができない。
なお、性別の違いによる能力差はあまりない
(♂は♀より体格が勝る、♀は♂より母性が強い等の傾向はある)。
舞台 / フェンネル王国
概要
ポップスター南部、ポポポアイランズよりも更に南にある島。
ノルフィーア王を元首とする君主制国家。
K類が建国した国家としては最大級。
王国防衛軍という軍事組織を持っている。
魔術強化・補助や医療に使われる薬草の名産地。
また、それに伴った研究が盛んに行われている。
国の南部、通称「忘れられた土地」へは
キャロライン山脈が阻む形になっている。そのため、
キャロライン山脈以北へのアクセスが非常に悪く、
近年では人が住んでいない様子。
フェンネル国王家
フェンネル王国国王は代々「四季の祈り」の責務を負う。これにより常夏のポップスター南部に四季の概念が存在している。
「四季の祈り」にはその影響の大きさから強打な魔力が必要と捉えられることが多いが、実際は「降星の儀」で
定められた者であれば、「四季の祈り」が可能である。しかし、このイメージにより国内外問わず
「フェンネル王国国王=世界一魔力をもつ者」という固定概念が根強く残っている。
王国防衛軍
フェンネル王国の自衛組織。主に国外からの脅威や災害等から国民を守る防衛団と、
国の治安を維持するための警察団が存在する。